元総支配人が旅のコツ教えます

袖振り合うも他生の縁。風の吹くまま、気の向くまま、縁を求めた旅日記です。

無料でアップグレードのコツ

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こんにちは、dandyです。

 

ホテルや旅館に宿泊する時に、部屋をアップグレードしてほしいって思いますよね?

でも、お金がない!

 

結婚記念日、誕生日、金婚式、還暦等いろんな記念日があります。

こんな時は、上手に予約した方が絶対お得!

 

メッセージを送るのはタダ。

送らないよりも、絶対送った方がいい。

 

新婚旅行が一番いい。

2年目だろうが、5年目だろうが、私たちにはわからない。

 

ホテルや旅館は立地条件の関係で客室全てが同一条件とはならない。

例えば、

海側、山側。

川側、山側。

高層階、低層階。

夜景が見える、見えない。

同じ夜景が見える部屋、海側の部屋でも部屋の広さ等で料金が違う。

 

アップグレードしてほしい時は、口コミが4.2以上の先で、特にサービス面、接遇面での点数が良い先を数件狙う。

高得点先は、謙虚で殊勝なリクエストに対して、どうにかして喜ばせようと食いつきやすいものだ。

 

先日紹介した黒川温泉のように20室前後の規模の旅館でも十分可能である。

黒川温泉のほとんどの旅館は総じて口コミ点数が良い。

全旅館の平均は4.7以上と思う。

こういうリクエストに対しては、演出が上手い旅館が多い。

 

せっかくの旅行。

あえて安いプラン料金で予約して、無料でアップグレードしてもらえるに越したことはない。

 

私も300室を超えるホテルの総支配人をしていた時、また客室14室の高額の旅館の支配人をしていた時も、部屋割をする際は、慎重に部屋を決めていた。

例えば、リピーター様には少しでも良い部屋。

記念日旅行のお客様にも、変更出来そうならば部屋を無料でアップグレードしてみたり。

家族全員分は無理でも、主役(還暦のご夫婦だけでもアップグレードして、家族の方は通常プラン通り)のお客様だけはどうにかアップグレードしたりとか。

 

一番残念なのは、到着時に記念日旅行とわかる場合。

何かしてあげたくても、当日であれば今さら部屋の変更は出来ない。

何か出来ることはと言えば、料理、デザート、飲み物などのサービス、記念品提供など、限定されてしまいます。

 

とにかく、何か記念日を強引に探して欲しい。

来月が誕生日でも、誕生日旅行!

来月が結婚記念日でも、結婚記念日旅行!

全然OK!

 

部屋さえ調整出来れば、どうにでもなる。

但し、ハイシーズンは難しい。

年末年始、ゴールデンウィークなど、稼ぎ時は当たり前のプランで予約はあっという間に収まってしまいます。

 

では、どうしたらいいか。

一期一会の精神的なものかと。

お互いが誠意を尽くし合うように。

「その日が、結婚記念日です。妻が病気を克服し、温泉に行きたいと少し前向きな考えをしてくれる様になりました。そちらのホテルは接遇面やサービスがととても良いとの評判を見聞きしてお願いです。出来ましたら、ほんのすこしだけでも良い部屋にしていただけたらと思った次第です。無理なお願いをして申し訳ありません」

 

みなさん、こんな感じでいろんなテクニックを駆使して、総支配人に挑んできます。

私も人の子。

泣かせるようなメッセージには、信用して対応してました。

典型的な性善説の人間です。

 

とにかく、上から目線のメッセージは不可!

上手に下から下から、謙虚で嫌味なく。

こちらが、このお客様たち、アップグレードしてあげてよかったと思わせてくれたら嬉しい。

「料理、美味しい」

「お風呂、最高」

「みんな、親切」

「絶対、また来ます」

こんな言葉を聞きたくて、頭を捻り部屋割を作ってますからね。

 

お人好しの元総支配人

 

総支配人、機内で叱られる

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こんにちは、ダンディです。

これが旅の相棒です。

特に一番下のプライオリティパスは国際線利用の時、海外の空港でのラウンジ利用時は、大活躍してくれます。

YouTuberのおのださんの動画に、ラウンジ利用のことはたくさんアップされてますね。

私もおのださんの動画は登録しているので、よく見てます。

しかしながら、その元総支配人、機内でアメリカ人の乗客に昔かなり叱られた経験あり。

 

その旅行では、エコノミーの座席、帰りの便での出来事である。

日本を出国、到着してからも時差ボケ続き、滞在中ずっと寝不足となる。

それまでは、時差ボケの経験なく、その時は酒を飲んで誤魔化していたのが災いとなり、更に昼夜逆転し仕事にならない。

妻がなんとかフォローしてくれたから、ミッションはなんとかコンプリート。

 

しかし、事件は帰りの便で起きた。

私は妻と違い、英会話はまったく初心者である。

いつも、持ち前の笑顔と度胸で会話していた。

 

私は寝不足がたたり体調不良。

いわゆる、二日酔い。

 

少し寝ようと思い、座席をリクライニングをさせようと、後ろの方に声を掛けた。

私はジェントルマンだから、こういう時は必ずひと声掛ける。

後ろの方はご年配の女性であったから、丁寧にこう言った。

「would you mind〜?」

返事はこうだった。

「yes〜」

私は「OK」と思い、座席を倒した。

 

「💢💢💢💢💢💢」

いきなり後ろから私の座席を蹴りながら大声で叫んでいる。

「なになに、俺?ちゃんと許可を得たけど?」と思っていた。

妻は横で笑っている。

「オマエはバカか」という顔だ。

「意味がわからない」と独り言を言いながら、後ろのご年配のレディを見た。

「what's? that」

この英語も正しいか自信ない。

「💢💢💢💢💢💢💢」と早口で言われて私は訳が分からず完全なお手上げ状態。

隣の妻に助けを請うた。

「sorry my foolish husband〜〜〜」

私はよく分からず、二人の会話を眺めていた。

ご年配のレディは最終的に、機内食が出る時は元に戻して、それ以外は少しだけならば倒して良いと許してくれたらしい。

「あなたが最初に話した時、女性は「yes」と答えられたでしょう?」

「あぁ、だから倒したんだ」

「would you mindで始めたら、「yes」と言われたら「NO」の意味と学校で習ったでしょう?」 

そう妻から言われても、私の頭の中は⁇⁇⁇状態。

習った記憶など少しも思い出さない。

きっと習っていない。

習ったにしても、その日私は病気かなにかで学校を休んでいたと思う。

などと無遅刻無欠席の私はそう思うことにした。

 

しかし、そこは元総支配人である。

トラブルへの対応は迅速で丁寧である。

すぐさま、後ろのご年配のレディにお詫びした。

「no problem enjoy your time」と言ってくれた。

 

妻とどういう会話をしたのか、定かではない。

おそらく、お互いのダンナのバカさを共有したのだろう。

騒動に気づいたCAさんが来たが、事なきを得た。

近くに座っていた日本人のママが、小学生低学年くらいの娘さんに「勉強しないとあんなになるよ」という声が聞こえた。

私は怒りよりも、確かにそうであると思ったものだ。

 

旅の恥は搔き捨てを実践  元総支配人

 

 

 

 

皆さん、これ覚えてますか?

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こんにちは、ダンディです。

今、九重の山の中。

夜空を見上げ、星の写真でもと思いましたが、スマホでは中々上手く撮れません。

おじさんたちは、この星座早見盤を使い、夜な夜な、風の音しかしない様な、静かな山の中で星座を当て合うバカなことをして楽しんでます。

 

山の上の山小屋より   元総支配人

 

 

 

黒川温泉にやって来た!

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こんばんは、ダンディです。

 

今、夕食兼ねた撮影終え、明日から二泊三日の山行の打ち合わせ終わりました。

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ここが待ち合わせ場所でした。

黒川温泉街の中心部で、インフォメーションがあります。

いつもは、海外からの旅人でごった返し。

 

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ここからこの石段を降ります。

この坂沿いに人気のお店が続きます。

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麓というお店。

ここのシュークリームは大人気です。。

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南城苑

今日、黒川温泉に来て、一番嬉しかったのは、ここが熊本地震から再興していたこと。

熊本地震で、全壊しました。

ここも、常連の宿の一つだったから本当に嬉しいです。

 

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御客屋旅館

 

黒川温泉の宿の中で一番古い旅館。

江戸時代から。

 

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いこい旅館。

黒川温泉で一番人気の旅館。

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いこい旅館のこの看板なんとも言えない可愛さ!

 

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玄関前の電話ボックスの上注目! 

屋根からたくさんの木々が。

 

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温泉卵が迎えてくれます。

温泉卵大好き!

 

この旅館、土日曜日は中々予約取れない。

しかし、今夜も泊まりはここではない。

今日も空いていなかった。(1ヵ月前から予約いっぱい。人気の旅館というのがわかる)

 

また呼ばれたので、とりあえず。

旅先より元総支配人

 

ロケハン同行の旅

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明日は黒川温泉に行く。

 

そして、翌日は九重の方へ行き、山行(さんこう)予定。

つまり、山から山に、そして山に。

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しかし、今回は仕事。

元総支配人は、普通の総支配人ではない。

20件以上ものホテルや旅館で総支配人や支配人をしてきた、ただのオジサンではない。

 

元総支配人は、ダンディズムを追及してきたから、あちこちの女将さんと仲良しである。

また、同時に山も愛し、女将さん同様、山も仲良しである。

よって、結構こんな仕事がやって来る。

 

雑誌やネットでは得ることが中々難しい話。

やっぱり、情報は現場に落ちているからか。

 

ロケハンのため、内容は後日。

写真だけ載せれたら、載せます。

 

総支配人、ただ今荷造り中。